May 24, 2011

家族団らんの時間を増加キッチンリフォーム

夫人が北向きの窓に向かって一人で寂しく後片付け。そのような孤立感を感じている場合は、リフォームで対面キッチンにしてみませんか。配管を少し移動する必要がないが、キッチンとリビングルームの食事を統合することで広いスペースを取ることができ、料理と整理をしながらも、リビングにいる家族と会話ができます。そういうわけで壁の方向で対面にリフォームする場合には非常に多いです。
知人が離婚をした。夫婦共に知ることだが、妻の方が住んでいた家を出、実家に戻ることで移動の助けに行ってきた。考えると、この家に夫婦で越えて来るときも、引っ越しを手伝ってきたという別の意味で感慨深そうな引越し作業だ。まさかこんな形で荷物は思ってもいなかった。一寸アプウルヌン暗闇の中、よくできたことわざだ
●太田英基(おおた・ひでき)

世界一周中のバックパッカー。5月18日現在、ケニア滞在中。1年半で40カ国以上の訪問を予定。若者の外向き志向の底上げのため、海外で働く日本人を訪問したり、旅の中で気付いたことや発見したことをWeb中心に情報発信しながら旅をしている(サムライバックパッカープロジェクト)。学生時代に広告サービス「タダコピ」を立ち上げた元起業家でもあり、根っからの企画屋。Twitterアカウント「@mohideki」では旅の様子をリアルタイムに発信している。

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 世界一周旅行中、ニューヨークでお会いしたのが広告会社のADK米国法人のCFOを務める榮枝洋文(さかえだ・ひろふみ)さん。広告マンというよりは、金融マンのような堅めの雰囲気を第一印象で感じつつも、実際に話し出すと、とても気さくで安心感があり、“兄貴”のような存在感を持っている方でした。

 榮枝さんは神戸生まれ、コロンビア大学MBA卒業。広告・マーケティングのグローバル戦略畑で、東京や香港、ニューヨークといった現地駐在法人のマネジメントを15年間行ってきました。「ミスター・タイムズスクエア」を自称し、世界中が注目する年末カウントダウンのビルの広告を頂上から3枚獲得・管理し、毎年10億人が視聴するイベントのクライマックスを作る生活を繰り返しています。

 そんな榮枝さんは本業のかたわら、ニューヨークを拠点にさまざまな活動に取り組んでいます。人生の夢を実現するためのトレーナーとして、秘密裏に行われるクラスの受講生は通算1000人を超え、ベンチャー投資相談から、日本人留学生のキャリアコンサルタントまで請け負っています。スローガンは「Show the World, Shock the World」。

●日本と米国の広告の違いは

――現在の仕事内容を教えてください。

榮枝 米国法人の経営(管理職)です。とはいえ、日常広告業務も兼務しており、大きな仕事としてはニューヨーク・タイムズスクエアの年末カウントダウンの運営があります。ほかにもテレビ広告や、携帯電話広告など、広告業としての仕事は山のようにあります。

 ただ、単に会社人として勤めるだけではなく、地域コミュニティーの一員としてNPOへの協力や、各コミュニティー団体への支援も行って、地球人の一員として活動をしています。

――日本と米国の広告には、どのような違いがありますか?

榮枝 日本人が「面白い」と思っている広告が、ほかの多くの民族にとっては、ほとんど意味不明なところです。逆に米国の多民族向け広告は、おおむね広い世界で理解可能です。

 例えば、「美白の肌色が、よりきれいに見える液晶技術」なんて言っても、黒人や白人など多種多様な肌の色の人がいる中では通じません。逆に米国の広告は、「より多数」に理解してもらえるような、気遣いのある広告を好みます。

――米国で最近話題になった広告事例を教えてください。

榮枝 世界中が見るタイムズスクエアの年末100万人カウントダウンです。このカウントダウンビルの頂上を日本企業がジャックしているのはご存じでしょうか? YouTubeなどで「NY Countdown」と検索してもらうと出てきます。

――今後、注目している広告手法はありますか?

榮枝 手法・技法よりも、考え方・発想の面から新しいものを見ています。

 例えば、そのために私はテレビを家から捨ててみました。こうすることで、テレビの影響を排除した目線から、私に伝わってくる世の中の現象を見ることができます。常にこういった取り組みをしながら、新しいものを見られるように努めています。

●海外での価値観の変化

――もともと海外で働きたいという志向をお持ちでしたか?

榮枝 もともと最大にして最優先の志向が「米国で働きたい」でした。

 「海外で働きたいか」という質問では、「国内」と「海外」と分けていますが、現代の地球に生きる人々にはどうもピンと来ない区分だと思います。

 例えば、「日本が好きかどうか」を問う質問について考えると、「東京が好きか」という区分を聞く質問と同じく、どこからどこが日本なのか、あるいは東京なのかが曖昧なので、答えがたいということに気付くでしょう。なので、「国」という区分での内外比較にはあまり興味はありません。

 私は生まれた場所や東京近郊での「理由無き伝統、慣習への服従」が、どうも自分が命令されているようで、しっくりきていませんでした。自分らしくありませんでした。その「服従」の上で、既得権を謳歌している世代がいたのですが、動かしたくても動かせませんでした。

 たまたま、その対極(自由)のイメージが米国やニューヨークにありそうだったので、ここに来てみたかったのです。来てみたら、やっぱり自由でした(笑)。「相手を変えるのではなく、自分を変えればいいのだ」と知りました。

 「海外で働きたい」というより、「自分を束縛するルールに従いたくない。自由にしたかった」という感じかな。

――海外に出て変化した価値観はありますか?

榮枝 すべての事象・モノには、特に意味が無いことを知りました。

 昔から「当たり前」と教えられていたようなこと、例えば「ご飯は1粒も残さない」などということが大事でもないし、逆に大事じゃないわけでもない、どちらでもないということに気付きました。そもそもご飯粒自体、ある土地の文化でありますし、「大事にしよう」と決めた土地・時代に生きていただけなのだと気付きました。

 土台・前提が変われば、いろんな見方があり得るし、それは自分で自由に好きな選択をすれば良いだけだと知りました。「当たり前」とか「空気を読む」ということを、周りから無理やり押し付けられない環境にいたからこそ、気付けたのだと思います。

――今後の予定や将来の夢(目標)について教えてください。

榮枝 「たくさん」が好きなので、追いかけたいです。例えば、1個、2個よりも、億単位、兆単位の方がドキドキするので意識したいです。

 これは「質を落として数を取る」という意味ではなく、質の面においても、深さやクオリティーがケタ外れ、という意味において抜きん出ていることが、自分の好きなことなのだと思います。

――最後に日本の若者にメッセージをお願いします。

榮枝 日本だけよりも、アジアだけよりも、やっぱり先進国で大きな国のマーケットを見ること、知ることは、「脳開」するような刺激があって、ものすごく楽しいですよ。

 この記事の読者の方に何らかの海外への興味があるなら、まずは飛び出してみた方がいいです。飛び出さなければ、これまで通りの保守・言いわけの「小さな自分」が一生続くだけです。器を格段に広げるため、自分の未知の可能性を知るためには、日本の中や、その延長のアジアよりも、欧米を体感することをまずはお勧めします。

●「何かにとらわれることや、縛られることが無いように」

 インタビューにもありましたが、榮枝さんは僕に「何かにとらわれることや、縛られることが無いように」と注意をしてくれました。

 僕が「30歳までには●●したいです」と話した時、「君は30歳と掲げたが、なぜ30歳でなくてはならないのだ? 29歳や28歳ではダメな理由はあるのか?」と、すぐに返されました。人生の時間は限られているので、1年1年、1カ月1カ月の目標設定と行動設定をして、一生懸命に生きていくことの大切さを、榮枝さんは僕に教えてくれたのではないかと思います。

 「僕は人生について自問自答している方だ」と思っていたのですが、榮枝さんに比べれば全然足りないでしょう。まだまだ漠然とした感覚で決めているもの、「当たり前」という流れの中で生きていることが多いのだと気付きました(もちろん、僕らはロボットでは無いのでバランスは必要です)。

 榮枝さんが理事長として率いている「JaNet」はニューヨーク在住の日本人コミュニティーです。僕はこれまで多くの国を見てきましたが、日本人コミュニティーがここまで活発な地域は珍しいのではないかと思います。

 きっとJaNetの活動は多くの日本人がニューヨークで過ごすことに対して、強力なバックアップになっていることは間違いないことと思います。

 もし、ニューヨークで働くことや留学すること、暮らすことを検討されている人はJaNetの交流会などに参加してみてはいかがでしょうか。1日にして、多くのニューヨーク在住の日本人と知り合い、情報交換できる絶好の機会となるはずです。


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