Apr 26, 2009

会社経営に必要な電話代行業者

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 巨人・原辰徳監督(52)が10日、坂本勇人内野手(22)と長野久義外野手(26)に鬼の地獄トレーニングを課した。11日からのオリックス戦(京セラD)に向けて甲子園室内練習場で行った全体練習で、不振の2人だけに腕立て伏せや腹筋、スクワットなど、シーズン中では異例の強化メニューを与え、まるでミニキャンプ。この日から高橋由、亀井もチームに合流。交流戦も残り6試合となり、借金4からの逆襲態勢を整えた。

 蒸し暑い室内練習場が、さらに熱を帯びた。午後3時からの全体練習。アップ終了後、原監督が突然、不振にあえぐ坂本、長野の2人だけを呼び寄せた。「さあやろうか!」。グラブ、バットも持たない。その光景に周囲のナインも驚いた。ボクシング映画「ロッキー」の主人公、ロッキー・バルボアの試合前トレーニングを彷彿(ほうふつ)とさせる地獄の“鬼トレ”が始まった。

 まずは、重心を低く構えたまま左右に転がるボールを捕る「ペッパーゲーム」からスタート。指揮官が大きく左右に振って捕らせる下半身強化だ。前後にも振り分け、2人は早くも苦しそうな表情を見せた。それでも指揮官は「もっと低く!」と声を張り上げてあおった。スクワット、腕立て伏せ、腹筋背筋と続き、首、足首、股関節へとあらゆるメニューで負荷をかけた。

 「大したことではないよ。ちょっと鍛えてあげただけ」と原監督は涼しい顔で振り返ったが、坂本、長野はフラフラになりながら、必死にこなした。まるでキャンプ中のようなハードワーク。野球を行う上では、めったに使わない筋肉を呼び起こし、肉体のさらなる活性化を図ることが狙いの一つだったようだ。

 バットを握ったのは開始から約45分後だ。指揮官自ら打撃投手を務め、ハーフバッティングを敢行した。身振り手振りを交えながら、ボールに対してバットを最短で出すことをテーマに置いた。「まだ(開きが)早いっ」「そうだっ、それだよ」。4連敗中のチームの士気を高めるべく、室内全体に原監督の甲高い声のゲキが響き渡った。

 2人の不振脱出が反撃へのカギになる。交流戦に入ってから精彩を欠き、4連敗中はともにマルチ安打がない。指揮官は2人を今季の中心選手として考え、期待しているからこそ鬼になる。5日の日本ハム戦(東京D)で完封負けした際、好機で凡退を繰り返した長野の名前をあえて挙げて「ボール球はベーブ・ルースでも打てない」と叱責。8日のソフトバンク戦(ヤフーD)では、失点につながる失策を犯した坂本を「勝利の女神はほほ笑まない」とチクリ。そんな2人に異例の強化トレを課したのは、打開策のきっかけを与えたいとの親心もあった。

 熱血指導の横でマシン打撃を行っていた阿部は「あれは、しんどそうだな」とビビるほど。その言葉が物語る通り、汗だくの坂本は「弱いので鍛えないとダメなんで」とヘトヘトで言葉を絞り出せば、長野も「しっかりと下半身を使って振るということです。今、迷惑をかけてしまっているので打線に勢いを付けられるように頑張ります」と前を向いた。

 原監督は「彼らはまだ途上ですから。どんな結果も前向きにとらえて今後の材料にしてほしい」と奮起を期待した。この日から左ろっ骨を骨折していた高橋由、右手薬指骨折の亀井がチームに合流。若武者の反骨心、実績豊富なベテランの力も交え、巨人が本来の姿に戻る。反撃開始だ。

 ◆鬼トレメニュー
 ▽ペッパー 低い姿勢のまま左右、前後に振り分けて捕球する下半身強化。10球×2セット。
 ▽スクワット 両足の屈伸運動による下半身強化。20回×2セット。
 ▽足首トレ つま先と、かかとを交互に上げ下げ。計30回。
 ▽股関節トレ 中腰の体勢で股を割る。10秒×5セット。
 ▽腹筋背筋 10回×5セット。
 ▽腕立て伏せ 両膝をついた状態のまま行う。10回×3セット。

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 ヤクルト・由規投手(21)が10日、左脇腹の軽い筋膜炎で出場選手登録を抹消された。9日のオリックス戦(京セラD)の試合中に張りを感じ、4回を59球で緊急降板していた。この日、チームを離れて帰京し、都内の病院でMRI(磁気共鳴画像)検査を受けた。全治は未定だが、小林チーフトレーナーは「深刻なものではなかった」と軽傷を強調した。

 早ければ交流戦明けからの復帰だが、今後の回復状況によっては、ずれ込むことも考えられる。ヤフーDでの練習中に伝え聞いた小川監督は「後半戦は日程が厳しくなってくるから、万全の状態に戻した方がいい」。また、7月22日から3日間、由規の地元・仙台などで行われる球宴出場についても「本人が難しいと言えば、投げさせることはできない。本人を信じるしかない」と慎重に見守っていく方針を示した。

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